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MoPub SDKが様々な広告フォーマットに合わせてカスタマイズ可能に

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木曜日, 2016年9月15日木曜日

SDKを評価する際、iOSとAndroidともに様々な制限があるためSDK自体のサイズは重要な要素になります。特にデータ通信料の高いアジアなどの地域のアプリ開発者の皆さんにとってSDKのサイズが大きい場合、アプリビジネスの成長を妨げることにも繋がります。

このような背景から、本日、様々な広告フォーマットにカスタマイズできるMoPubのモジュール式SDKをご紹介します。このモジュール式SDKは通常のMoPub SDKに比べサイズが小さくiOSとAndroidに最適化されているため、利用者がアプリダウンロードを早めたり、開発者が余った容量を使って新機能を追加したりできます。

またモジュール式SDKは、標準的なバナー広告からネイティブ広告まで様々な広告フォーマットに対応しています。これにより、当該広告フォーマットを選んだ後でも、煩雑な手続きなく異なる広告フォーマットに簡単に移行することができ、広告配信の効率性や効果を高められます。

使い方:

モジュール式SDKは使用機能を選択できるため、Androidの空き容量を60%、iOSでは35%減らせると同時にアプリのサイズも小さくすることが可能です。

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上記画像はAndroid向けの開発者がバナー広告、リワード型動画広告、全画面広告を使った場合の例です。その場合、モジュール式SDKではMoPub SDKに比べサイズを40%減らせました。

Android向け

Android向けの開発者の皆さんは、アプリサイズの100MB制限やアプリ内で定義しているメソッド数制限があるため、SDKのサイズにより注意を払っています。開発者がモジュール式SDKを使えば、容量を60%減らせる他、メソッド数を気にすることなく様々な広告フォーマットの組み合わせを試すことができます。

iOS向け

iOSはサイズ制限やメソッド数制限はないですが、無線通信経由(over-the-air:OTA)制限があります。OTA制限は100MBを超えるアプリの場合、利用者がWiFiを通してアプリをダウンロードおよびインストールすることを求めます。そのため余分な機能を減らすことが利用者メリットに繋がるとされます。現在モジュール式SDKでは、iOS向けの開発者が一時的にMoPub SDK自体、もしくはモジュール形式SDKのネイティブ広告を除く全ての機能を活用できます。今後は、順次機能を柔軟に選択できるようにします。

MoPubチームは、機能選択の柔軟性を保ちながら、MoPub SDKのサイズを大きく減らすソリューションを紹介できることが嬉しいです。SDKアップデートを順次提供する予定で、開発者の皆さんには、楽しみにしていただければと思います。

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