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Twitter API Platformの構築

投稿者 TwitterDevJP
水曜日, 2017年4月26日

TwitterのAPI Platformは、Twitterデータを活用したソリューションを開発されている開発者の皆さんの幅広いニーズに応える強固なエコシステムを実現しています。本日、Twitterは開発者がアプリケーションの開発を円滑に進め、ビジネスをより成長させることができるよう、Twitter API Platformを統合することを発表しました。

また、今回の統合とあわせて新しいAPIとエンドポイントを追加しました。これにより開発者がTwitterのユニークさを活かして、多くのビジネスのためによりよい体験を構築することができます。開発者の方々は、Twitterがどこに注力していて、何を開発してるのかを、API Platformのロードマップをご覧いただくことで把握できます。

なぜTwitterがAPI Platformを保有しているのか

まずTwitterにとってAPI Platformがなぜ重要で、開発者の方々にこのようなサービスを提供しているかを説明します。

API Platformは、開発者のエコシステムからのサポートを受けながら、Twitter上のすべての利用者にすばらしい体験を提供する製品開発を促進してきました。過去数年にわたり、多くの開発者が革新的なソリューションの開発に成功しています。

例えば、ソーシャルメディア管理ツールのSprout Socialは17,000を超えるブランドにソーシャルメディアマネージメント製品を提供したり、あるいはLikeFolioはコンシューマの感情の変動の計測とアラートを出す機能を開発したり。さらには、アメリカ地質調査所(USGS)はTwitterデータを地震研究に活用したりするなど、TwitterのAPIを使って多彩な製品が開発されています。

今後は、このような製品開発の成功事例を増やすために、新しいAPIの提供と、既存のエンドポイントの刷新を行い、開発者の方々がより革新的なソリューションを開発できるようにしていきます。既に、顧客のニーズを迅速に汲み取ることや、トレンド兆候を的確に把握して顧客体験を高めるなど、カスタマーサービスの分野での活用は進んでおり、この分野以外でも大きな可能性を秘めています。

今後もユニークなビジネスニーズに対応した製品を開発する方々をサポートし、彼らにとって新たな収益源の創出と、人々によりよい体験を提供できるようにしています。このような取り組みを通じて生み出された価値は、未来の革新の還元となり、TwitterのAPI platformを活用する開発者にとって有益なものとなります。

API Platformの統合

開発者の方々からリクエストされることの一つが、より簡単かつすいそ方法でTwitter APIにアクセスする方法です。2006年以来、多くの方々がRESTや、ストリーミングAPIを介して様々な機能にアクセスできるようにしてきました。

2014年、Twitterは、エンタープライズレベルのAPI製品を開発するGnip社と一緒になりました。Gnipではエンタープライズ向けに通用するAPI製品を提供し、世界中のソフトウエア企業のTwitterソリューション開発を支援していました。また、Firehoseによってより深いレベルのデータにアクセスすることを可能にします。しかし、これからビジネスを広げていくフェーズの開発者の方々にとっては、価格の点で、簡単にはGnip APIを利用しにくく、世界中で開催した開発者向けイベントやディスカッションフォーラムで多くの開発者の皆さんからご不満の声をいただきました。

そこで、今年の後半に開発者向けの新しいサービスのご提供を開始します。RESTとストリーミングAPIをGnipの提供するエンタープライズ品質のAPI製品と組み合わせ無料で簡単にアクセスできるサービスです。これにより、各種APIをTwitter API Platformへ統合することで、個人開発者の仮説検証から大手企業各社まで、幅広くサービスをご提供することが可能となります。開発者向けのプラットフォームをシンプルかつ強化することで、全ての開発者の方々がご自身のアプリ、製品、ビジネスを開発できる環境の提供を目指しています。

統合によるメリット:
  • 一体化されたAPI体験: APIを連動することで、開発者の方々は開発の際に煩雑になりがちだった、異なるアクセス方法に苦慮する必要がなくなります。ひとつのAPIで、1) Firehoseからのデータのフィルタリング 2) Twitterのアーカイブ検索、3) ひとつのアカウントに紐づくリアルタイムの活動情報(ツイート、DM、いいね、フォロー)を入手できます。
  • 段階的アクセス: これら全てのAPIには、段階的にアクセスできます。1)無料アクセス:新しいアイデアのテストや製品開発向けサービス(データアクセスには制限があります)、2)セルフサーブの有料アクセス:アクセスできる機能の拡充とレートリミットの拡大、3)エンタープライズレベルのアクセス:大手戦略的パートナー企業向けにパワフルな機能の提供が含まれます。
  • わかりやすい機能と料金設定: 各アクセスレベルにおける機能や価格を明確にすることで、開発者の方々は最適なアクセス条件を決めることが可能です。

新しい製品とソリューションを開発するためのサービス

API Platformの統合に加えて、開発者の方々がビジネスのソリューションを開発する際、Twitterの特長を最大限に引き出すことができる新しいサービスも提供します。

  • データ製品: Twitterデータは世界で今何が起こっているかを伝えてくれるだけでなく、人々の会話をオープンに検索可能な史上最大規模の会話の集合体です。このデータから、「何を開発すべきか」、「どのように市場に進出すべきか」、「誰が顧客か」、「顧客は自社ビジネスをどう思っているか」を知ることができます。新しいAPIによって、開発者はビジネス機会の創出のためのインサイトを手に入れることができます。
  • エンゲージメント製品: Twitterはあらゆるビジネスにとって顧客とリアルタイムで繋がることができるプラットフォームです。企業に関する賞賛の声やクレーム、カスタマーサービスなど顧客の本音に出会える場です。実際に多くの企業が、次世代のカスタマーエクスペリエンスを構築するためにTwitterを活用しています。今後公開していくAPIを使うことで、このようなビジネス機会を促進できるサービスを開発できるようになります。
製品提供プランとロードマップ

APIのビジョンを具現化するために、今後の製品ローンチのプランを開発者の方々に共有していきます。このAPI Platformロードマップ(英語)で来年2018年初頭までの製品提供のスケジュールをご覧いただけます。中でも特に重要なものをこちらにご案内します。

  • 本日、Webhooksを利用してアクセスできるAccount Activity APIを公開し、これによりご自身、あるいは運用を受託しているアカウントに関するアクティビティにリアルタイムでアクセスできます。
  • また上記製品に合わせて、開発者が新しいDMの機能(英語)を開発できるDirect Message APIエンドポイントのセットの提供も始めました。
  • 今年後半に、サインアップからアクセス、APIの運用管理を一元管理できるセルフサーブ型の管理画面を提供します。これは、わかりやすい価格体系で、より深いレベルのデータや、多くの機能にアクセスできるようになります。
  • さらに、現行のSearch APIよりも洗練されたクエリ機能と、正確なデータ収集機能で、過去7日間のデータに無料でアクセスできる新しいSearch APIも提供予定です。これに加え、過去30日間もしくは、過去全日遡ることのできるアップグレードプランも用意します。

上記の製品のアップデートと合わせて、プラットフォームに関する核となる部分についてはわかりやすいガイダンスの提供や、より迅速に対応できるようAPI領域をシンプルにする予定です。

重要なアップデートに関するメモ:

  • 本日のアップデートに含んでいる自動化に関するルールについて、Twitterでのボットや自動応対サービスなどを開発するための明確なガイダンスを開発者に提供
  • User StreamsとSite StreamsをAccount Activity APIに置き換える計画
  • Public Streams POST statuses/filterとGET statuses/sampleエンドポイントを効率化したAPIに置き換えることで、レートリミットに達した際に上限の引き上げを簡単にできる計画
お問い合わせ

今回のご案内した件は、Twitter API Platformと開発者エコシステムの未来のためへのエンジニアリングと製品への大規模な投資を意味しています。今後も次々と製品を提供する予定で、詳細を開発者の皆さんにご案内できることを楽しみにしています。 詳細な情報やアップデートは、Developer BlogTwitterそしてDeveloper Forumsを通じてお届けします。

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