子どもだってインターネットを使うことがあたりまえ、多くの中高生がスマホを持ちSNSを使っている、そんな世の中になった今、10代の皆さんのまわりでは何が起きていますか?インターネットの世界には、楽しくてワクワクすることがたくさんありますが、危険も存在しています。
10代のユーザーの皆さんにTwitterやインターネットを安全に使いこなしていただきたいという思いから、このたび、Twitter JapanはNPO CANVAS (@canvas_kids) とともに、中高生向けのITリテラシーやモラルをテーマとした取り組み #ぼくらのTwitter プロジェクト を企画しました。
第1回目のワークショップは2月28日と3月6日の2日間に、Twitter Japanのオフィスにて行われました。当日は、TEDスピーカー、YouTuber、プログラマー、映像クリエイター、そして会社の社長など、10代にして様々な分野で活躍する中高生・高専生が集結しました。
1日目(2月28日):ゲストセッション(@eharamasahiroさん) & ディスカッション
1日目は、芸人エハラマサヒロさん(@eharamasahiro)のお笑いショーからスタート。初対面の皆さん同士でちょっと緊張した雰囲気の漂う会場を、見事に和ませていただきました。2010年からTwitterを愛用いただいているエハラさんには、MCとの対談の中で、どのようにTwitterを楽しみ、ツイートするときにどんなことに気をつけているのか、というお話もうかがいました。
その後、グループに分かれてITリテラシーについて議論するセッションを設けました。Twitterを何のためにどのように使っているの?Twitter上で経験した嬉しかったことは?Twitterを使って失敗したことは?同じ10代でも、使い方は様々。セッションの最後には会場の一人ひとりに、自身の利用体験や独自のルール、さらにはより良い使い方の提案についてのスピーチをいただきました。
議論にあたってTwitterからは、Twitterルールで禁止されていることのおさらい、ミュート・ブロック・報告などの身を守るための機能、そしてそれらの情報がまとめられたセーフティセンターのご紹介をしました。
1日目を終えた参加者の皆さんには、2日目までの1週間に、それぞれが考える「同世代に向けたITリテラシーメッセージ」を伝える作品作りに取り組んでいただきました。
2日目(3月6日):ゲストセッション(@hayatto_nさん) & 作品発表、授賞式
2日目は、VineクリエイターのHayattoさん(@hayatto_n)のゲストトークからスタート。TwitterとVineというプラットフォームがご自身の人生をどのように変えたのか、お話をうかがいました。その後、専門分野であるストップモーション動画の撮影実演も披露くださいました。
Hayattoさんのセッションで楽しんだ後は、各制作チームが壇上に上がり、作品発表会を行いました。
なお、当日は以下の方々に審査員としてご参加いただき、それぞれ受賞作品をひとつずつ選出していただきました。
中村先生が選ぶ「みんなのTwitter賞」を受賞したのは、高校3年生と高専生の4人組「日本の首都柏ガールズ」。TwitterのAPIを使って、10代にも分かりやすくツイートすることの重みを伝える”Tweet Weight”というアプリを開発しました。チームが作成したアプリのPVがこちらです。
尾花先生が選ぶ「メッセージ賞」は、参加者の中で最年少、13歳のKaikunに贈られました。1日目に学んだことをを受け、「僕が考える13歳からのTwitter」というプレゼンをしていただきました。作品のツイートはこちらです。
Hayattoさんが選ぶ「クリエイティブ賞」は、1日目に会場で出会ってチームを組んだ女子3人組に贈られました。10代の若い世代にもTwitterルールを分かりやすく理解してもらうために、文字とイラストを交えたストップモーション動画でルールを紹介していただきました。作品のツイートはこちらです。
その他の作品も、イベントウェブサイトにてご紹介しているので、ぜひご覧ください。また、イベント当日の様子は、こちらのコレクションでご覧いただけます。
日本の若い世代の皆さんに多くご利用いただいているプラットフォームとして、Twitterは今後も10代の皆さんが安全にご利用いただけるよう、様々な取り組みを行っていきます。#ぼくらのTwitter プロジェクト も今年中にまたイベントを開催予定ですので、ご興味のある方はぜひイベントウェブサイトで最新情報をチェックしてみてください。
ご参加いただいた10代の皆さん、ありがとうございました!