ad:tech tokyoとTwitterのセールスチーム

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火曜日, 2012年10月30日火曜日

今日と明日の2日間、東京国際フォーラムで行われているad:tech tokyoTwitterブースではセールスチームの多くのメンバーが頑張っています。ブースの様子は@TwitterAdsJpのツイートでもお知らせ中です。

とは言うものの「Twitterのセールスチームって何をしている人たち?」と思われていらっしゃいませんか?この機会に、 日本法人のセールスチームを率いる味澤将宏に話を聞きました。(味澤は31日3時20分からのパネルのモデレーターとして参加しています。)

ad:tech tokyoとTwitterのセールスチーム

Q:Twitterのセールスはどんなことをしているの?

A:Twitterは基本的に広告をビジネスモデルとしています。プロモ商品という3種類の広告プロダクトを1年前に日本での提供を開始しました。私たちのチームはこの製品のセールスを行なっています。

Q:セールスチームにはどんな人たちがいるの?

A:大きく分けて、アカウントエグゼクティブ、アカウントマネージャー、セールスマーケティングの3つの仕事があります。

アカウントエグゼクティブ(AE)はフロントラインのしごとです。広告主や広告代理店などにセールスを行い、契約をとってくる仕事です。

アカウントマネージャー (AM)は、契約後にそのアカウントを管理し、分析などを行なって広告効果を高めます。

セールスマーケティングは、セールスチーム全体のためにリサーチや資料の作成、イベントの管理などを行いながら、日本の広告業界の中でのTwitterの役割を強め、製品戦略を考えます。

Q:AEはどのようにしてプロモ商品の販売を行なっているの?

A:Twitterの営業チームはまだ小規模なのでTwitterを使っていらっしゃる広告主を中心に考えています。オンラインに強い代理店や総合代理店に対し、コンタクトを行なっています。

Q:実際にTwitterの営業が広告主に直接コンタクトをとったりする?

A:はい、直接コンタクトを行うこともあります。広告主側からご連絡をいただくケースも多いです。いずれにしても広告代理店を間に使って頂く必要があります。

Q:例えば、TwitterがA社を広告主にしたいと考えた場合、具体的にどういうことが行われるの?

A:ケースバイケースですが、直接コンタクトを頂いた場合は、クライアントの課題を聞いてそれにあう代理店をご紹介します。すでに他の広告のために代理店を使っているが、Twitterの広告も使いたい場合はどのようにすればよいかというお問い合わせを頂く場合は、ご利用の代理店とお話させていただいています。

Q:AEが契約を取った後はAMがアカウントを引き継ぐということ?

A:そうです。もちろん、AEも関わっていきますが、キャンペーンの効率化などのデータを見ながら行うのはAMの仕事です。

Q:AMはより技術的なものが必要な仕事なの?

A:技術というより、データを見ながら考えていけることが大切ですね。例えばオンライン広告のレポートページを見ながら、ここをこうすればもっと効果が上がるということを考えていきます。

Q:セールスマーケティングはセールスチーム全体のために活動するということだけど、広告主の方々と一緒に何かをすることはある?

A:はい。AEとともに広告主や代理店に伺って説明や勉強会を行うことも役割のひとつです。

Q:Twitterの日本のセールス部門をどんなチームにしたいと考えているの?

A:日本法人も製品も立ち上げ段階なので、まだまだでき上がっていないところがたくさんあります。言われたことだけをきちんとこなすというよりも、自分から何かを行えることが大切ですね。まだフラットな組織で人数もどんどん増えているので、四半期ごとに自分の仕事範囲が変わることがあります。フレキシブルに対応できることが大切です。なによりもTwitterがとても好きであることが大切だと思います。

日本での広告商品が始まってまだ1年ということもあり、外部への認知はもちろん、内部での課題もまだたくさんあります。日本の広告主や代理店のご意見を伺い、他の国々とバランスを取りながら進めていくことも大切です。みんなで話し合いながらチームで動いていけるようにしたいと考えています。