#TwitterFlock 東京を開催しました

金曜日, 2015年5月22日金曜日

5月19日(火)、日本の開発者の方々にモジュールベースのモバイルアプリケーションSDK「Fabric」をご案内することを目的に、東京のラフォーレミュージアム六本木にて「flock Tokyo」を開催しました。

Fabricは2014年10月に提供開始されました。Crashlyticsによる最高品質のアプリの作成、Answersによるアプリ利用状況のモニタリング、Twitterによるエンゲージメント向上、MoPubによる収益化のサポートなどが含まれており、開発者の方はすべてのモジュールまたは必要な部分だけを選び、無料で利用することができます。

参加した300人を超える開発者の熱気に迎えられた 「flock Tokyo」は、Twitter Japan株式会社代表取締役 笹本裕によるオープニングスピーチで始まり、シニアエンジニアリングディレクター Rich Paretによるキーノート、デベロッパーアドボケート Romain Huetによるデモセッションへと続きました。

日本・北アジア地域事業開発担当本部長 味澤将宏の司会進行によるカスタマーサクセスストーリーセッションでは、株式会社サイバーエージェント リードエンジニア 藤原 聖様、株式会社リクルートホールディングス リードエンジニア 笠島 靖夫様 、株式会社アップスジェイピー リードエンジニア 中原 瞬様にご登壇いただき、開発現場やアプリケーション内での活用事例についてご紹介いただきました。

また、デベロッパーアドボケートチームによる、Fabricの各モジュールについてのテクニカルセッションが行われました。このセッションはFabricを用いたオープンソースデモアプリケーションCannonballをベースに進み、デモセッションに引き続き登壇したRomain HuetのDigitsセッション、Ali ParrのCrashlyticsセッション、Bear DouglasのTwitterKitセッションでは、各モジュールの実装や活用方法の詳細が紹介されました。

最後に、岡本純一Alexander Kleinbergのセッションでは、Twitter活用した効果的なモバイルアプリのユーザー数拡大方法と、MoPubを活用したアプリの収益化モデルをご案内しました。

会場内にはFabricの各モジュールごとに、Crashlytics、answers、mopub、TwitterKitブースを設置。休憩時間や懇親会時には、参加した開発者と日本オフィスだけでなく世界各国のTwitterオフィスから来たTwitterのエンジニアとが、ドリンクを片手に情報交換を行いました。また、イベント中のTwitter上ではハッシュタグ「#TwitterFlock」を介し、会場の内外の開発者の方々から、内容に関する感想や疑問点や、会場の雰囲気や休憩時間のクッキーなどについても多くの熱い意見をいただきました。

あいにくの雨の中にもかかわらず、予想を超える多くの参加者にお集まりいただき、盛況のうえに「flock Tokyo」を終えることができましたこと、社内関係者一同、心より感謝しております。

Twitterではこれからもこのようなイベントを通じて開発者の皆様へ積極的に情報を発信してまいります。ご期待ください。

なお、CannonballはApp StoreGoogle Playよりダウンロードできます。また、ご参考までにiOSとAndroid版のソースコードをGithub上に公開してございますので、今後の開発にお役立てください。

iOS (Swift)
https://github.com/twitterdev/cannonball-ios
Android
https://github.com/twitterdev/cannonball-android