Twitterの日本人エンジニア

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木曜日, 2013年1月24日木曜日

Twitterの裏にいる日本人エンジニアシリーズ。2013年の1回めは、毎週ブログでご紹介している#ハッシュタグやRTのランキングを出してくれる大石剛司 (@tksohishi) をご紹介します。

Twitterの日本人エンジニア

Q:Twitterでどんなお仕事をしてますか?

Twitterに入ってからはずっとモバイルチームで開発をしていましたが、現在は分析関係に携わっています。

Q:エンジニアになろうと思ったのはいつ?

大学4年になってからです。工学部なのでプログラミングはしていましたが、それを仕事にしようとは思ってもいませんでした。プログラミングを真剣に始めたのは新卒で内定が決まってからです。

Q:Twitterの前はどんなお仕事?

モバイル向けにソーシャルゲームやコミュニケーションツールなどをつくっている会社で開発をしていました。その後、会社がグローバル展開をし、WAP向けのSNSのサービス開発が始まったのでそちらに部署を異動する中でアメリカと日本と両方で働く機会がありました。

Q:Twitterに入ってみてどう?

ずっと使っていた自分が好きなプロダクトに関われるのはとても幸せだと再認識しました。一緒に働く人たちも、専門性が高くてエンジニアとしてすばらしい人たちばかりです。それぞれの分野で自信を持って仕事をしている、という感じです。

会社全体を見る日本の会社に比べ、アメリカの会社は専門性を重視すると思います。その人が何ができるかが大切な点で、特にできるものがない人には厳しいと思います。日本の会社は「ノミュニケーション」などと言われるように、人間関係を重視することも多い気がしますが、アメリカの会社は専門能力がどのくらいあるかに重点が置かれているように思います。

会社内の透明性も新しい経験でした。会社が何を考えているのか、何が起こっているのかをこんなに社員に知らせてしまうのはちょっとビックリです。

Twitterでは、世界を見る視点と日本を見る視点の違いということも学んでいます。ライフラインのように、日本のユーザーにとって良いことが世界の他の国のユーザーにとっても良いことであることはたくさんあります。一方で、どうしてもアメリカからの視点が強くなってしまいがちですし、日本にとって良いことが世界の他の国にとって良いとは限らない場合もあります。世界中の人々に使ってもらえるサービスをつくるときに、どのようにバランスをとるかが難しいところです。

アメリカで働くことに関して、自分にとっての一番のチャレンジはやはり英語です。会話はできても、英語だと躊躇してしまうことがまだまだありますね。

Q:これから、どんなチャレンジをしてみたい?

実はエンジニア以外の仕事にも興味を持っていますが、エンジニアとしてもまだまだやりたいことがたくさんあります。自分がこれまで得た経験をもとに、自分だからできることをしていきたいと思っています。