ブラジルでは4年に一度のサッカーの祭典 #ワールドカップ が開催されています。毎日のように熱い戦いが繰り広げられており、ファンは熱狂・感動の渦に巻き込まれています。
Twitter上では、すでに多くの世界中のサッカーファンによるツイートが発信されており、グループステージが終了する前の時点で、この大会に関連するツイートの総数が3億ツイートを突破しました。

そして、この #ワールドカップ での盛り上がりをメディアはどのように活用されていたのかをご覧いただきたいと思います。リアルタイムにTwitterを利用して話題を増やすことと、Twitter上での盛り上がりをビジュアルを活用して表現されることの2つの観点で3つの例をご紹介します。
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リアルタイムにファンとコミュニケーションしている例:サッカーキング
サッカーキング (@SoccerKingJP) は #ワールドカップ に関連するTwitter企画をいくつも同時に立ち上げています。その中でもTwitter SKスタジアムでは、ハッシュタグ「#wc_sks」を用いることで、試合に関する意見や応援ツイートを募集しています。
#ワールドカップ の試合中に、リアルタイムにファンとコミュニケーションを行なうことで、エンゲージメントを深め、@SoccerKingJP の話題がTwitterに広がっていくように設計されています。
この #wc_sks が利用され始めた6/4より7/9の正午までで合計10万4千回以上ツイートされています。
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Twitter上での盛り上がりをビジュアルで表現している例:朝日新聞社
朝日新聞社 (@asahicom) では グループリーグの日本戦を「日本戦ツイート分析」という、各選手に言及したツイートの数に応じて選手の画像の大きさが時系列で変化していくビジュアライゼーションコンテンツを公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=744sB49P2J8 選手の画像をクリックすると、その選手の名前とともにどのようなキーワードが一緒にツイートされていたのかも確認できます。またポジティブなキーワード、ネガティブなキーワードがどれくらいツイートされていたのかも表示されます。
試合開始15分前から、日本代表選手に対するツイートが、試合の流れに応じて増えていく様が視覚的に把握できます。また時間軸のアイコンをクリックすると、関連する写真と試合の流れの解説があります。
時系列に試合を振り返るのにTwitterのデータを活用されている新しい事例です。
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Twitter上での盛り上がりをビジュアルで表現している例:ブラジル・クリチバ市
#ワールドカップ 開催都市のクリチバ市。この都市のランドマークである植物園を、この都市で試合を行なう応援ツイートの多かったチームカラーにライトアップしようという企画「#quemvaiganhar」を実施していました。ハッシュタグの「#quemvaiganhar」を付けて、どちらのチームが勝つのかをファンに投票してもらいました。#ワールドカップ を盛り上げるために、普段から注目を集める街のランドマークをライトアップすることで大きな話題を生み出しました。
このようにスポーツでの盛り上がりをTwitterを活用することで、話題を増やすことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?