これからは位置情報です!

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金曜日, 2009年8月21日金曜日

これからは位置情報です!

Twitterプラットフォームの開発者たちはこれまでの間、十分に整備されてるとはいえないAPIしか利用できなかったにも関わらず、位置情報を利用して斬新な開発をしてきました。私たちが目にする、位置情報に基づいたほとんどのプロジェクトは、シンプルで、ユーザーのみなさんがプロフィールとして入力することができるアカウントごとの「現在地」欄を利用したものでした。どんな内容でもこの欄に入力できるため、面白いもののその情報は信頼できるものとは言えませんでした。

われわれは、Twitterが実際の位置を把握するという新機能を発表する準備段階にいます。新しいAPIを使用して、開発者はどんなつぶやきにも、緯度と経度情報を加えることができます。ユーザーのみなさんは、初期設定はオフになっているため、この新機能を使うには設定で機能オンとなるよう選択する必要があります。また、正確な位置情報は長時間は保存されません。しかし、つぶやきごとに位置情報を共有するよう選択した場合、十分意味のあるコンテクストとして情報の流れに付加価値を与えます。

例えば、つぶやき単位の正確な位置情報を利用することで、自分がフォローしているアカウントのつぶやきを読むことに加えて、相手をフォローしていようがいまいが、自分の近所にいる人や同じ街にいるひとのつぶやきを読むような楽しみ方が可能になります。これは例えばコンサートや、地震などもっと衝撃的な事象が起こったときなど、その真価を発揮することは容易に想像できるでしょう。他にもまだまだ私たちが考え付いていないような使い方があるでしょうし、それがこの機能を更に魅力的なものにするひとつでもあるのです。

開発者によるプレビューを実施

われわれは、この機能をTwitter.comの機能に追加する前に、位置情報をプラットフォームの開発者に開放します。みなさんが愛用しているほとんどの携帯プラットフォームはTwitterプラットフォームの開発者たちによって作られています。開発者は一足早くこの新しい位置情報機能へのアクセス権を持ちます。これは、Twitterのウェブサイトよりも早く、お使いのアプリケーションで利用可能になるということを意味します。その後、われわれはこの機能を公式のモバイルサイトとPCサイトにも追加する予定です。

Twitterに位置情報のメタデータが結びついたとき、その秘める可能性を考えると非常にわくわくします。われわれのプラットホームチームは最近まで幸運続きでした。位置情報をリードする@rsarverは位置情報に関して特に熱心です。彼はこれまでも、WhereCamp(地図愛好家の集い)等のイベントに関わり、位置情報把握サービスに長年携わってきた経験があります。