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災害に備えるためのTwitter活用法

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月曜日, 2019年8月5日月曜日

2011年の東日本大震災以降、多くの方が災害時にTwitterで「何が起きているのか」をリアルタイムで確認しています。Twitterは開かれたプラットフォームであり、テレビやラジオなどでは把握しきれない今起こっている災害状況を知ることのできる場です。また同時に、必要な情報を瞬時に伝えることができる有用なツールとなっています。

防災週間を前に、災害に備えるためのTwitter活用法を以下に紹介します。

  • 災害時に効果的な6つのTwitterの活用法

1. 災害時に役立つTwitterアカウントをフォローしよう

災害時には平常時以上に信頼できる情報が必要となります。普段から信頼できるTwitterアカウントをフォローして、適切な情報を受け取れるよう準備しておきましょう。「いま」話題のツイートをまとめたTwitterモーメント(@MomentsJapan)もTwitter上で何が起こっているか、関連性の高いツイートがまとめて表示されているので災害時にも便利です。モーメントをブックマークに保存して後から参照することもできます。

また、政府機関や緊急対策機関からのツイートを見逃さないようにするためにも通知機能は「オン」にしましょう。

災害時に役立つアカウント例:
内閣府防災(@CAO_BOUSAI
首相官邸(災害・危機管理情報)(@Kantei_Saigai
総務省消防庁(@FDMA_JAPAN
国土交通省(@MLIT_JAPAN
東京都防災(@tokyo_bousai
NHK生活・防災(@nhk_seikatsu
ウェザーニュース(@wni_jp

2.「リスト」を保存しよう

Twitterライフラインの公式アカウント(@TwitterLifeline)では、47都道府県別に災害時に使えるアカウントをリスト化しています。このリストを保存しておけば、

もしもの時、自分のお住いの地域の災害情報・緊急情報をすぐに知ることが出来ます。また、自分の好きなタイミングで確認できるので、タイムラインと分けて必要な時にだけアクセスできます。

Twitterライフラインのリストはこちら https://twitter.com/TwitterLifeline/lists
東京都防災 のリストはこちら https://twitter.com/tokyo_bousai/lists

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3. タイムラインの表示設定を「最新ツイート」にしよう

刻一刻と状況が変わる災害時には、正確な情報をリアルタイムで確認することが大切です。普段、Twitterのタイムラインの表示設定を「トップツイート」にしている場合、災害時には「最新ツイート」に変更をして最新情報を入手しましょう。

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タイムラインの切り替え方:
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-timeline

4.ハッシュタグ「 #減災リポート 」をつけて被害状況をツイートしよう

ウェザーニューズ社(@wni_jp)の「 #減災リポート プロジェクト」に、Twitterはパートナーとして協力しています。ハッシュタグ「#減災リポート」をつけて、位置情報をONにして、災害の被害状況を投稿するとウェザーニューズ社のマップおよびリスト上に反映されます。そうすることで、こちらのマップおよびリスト上に災害の状況が反映されるので、どこでどのような災害が起きているか、起きる可能性が想定されるかをいち早く被害を特定し、リアルタイムに把握することができるので、被害を抑えることにつながります。

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なお、災害時には「正確な位置情報」を共有し、どこでどのような災害が起こっているか正確に把握し、共有することが重要です。撮影場所の正確な位置情報を共有するためには「Twitterカメラ」を使って撮影を行ってください。「Twitterカメラ」を利用せず撮影した写真には、Twitterの位置情報をONにして、正確な住所や場所の特徴を書き、どこでどのような災害が起きているか説明を加えてください。

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5.救援要請ツイートを利用しよう

災害時に119番と110番が使えない場合は救援要請ツイートをしましょう。その際には、現地の写真、住所や目印となる建物、Twitterカメラを使った正確な位置情報をあわせて投稿することをおすすめします。詳しくは、以下の救援要請ツイートの例をご参照ください。なお、被害状況を撮影する際は、身の安全を十分に確保した上で行いましょう。救助された後は、混乱を避けるためにもツイートの削除をお願いします。

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6.何かツイートしよう

災害が起きた場合、どんな内容でもいいのでツイートやリツイートをしていれば安否確認に役立ちます。「揺れた!」「みんな大丈夫ですか?」などの簡単なツイートでも生存していること、無事でいることを示すシグナルになります。

なお、災害時には善意で発信される情報も含め、事実かわからない情報や誤情報が拡散されることもあります。確認できない情報は共有しないようにしましょう。共有する場合は、ツイートの一部をコピーと貼り付けするのではなく、元ツイートのリツイートまたは引用ツイートを利用してください。

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最後に、2012年に導入したアラートは官民の機関などから発信される緊急警報や避難指示などを含むツイートをアラート表示として利用者に通知していました。その後7年を経て、現在ではさまざまな方法で、正確な情報を迅速にお届けできるようになっています。これによりTwitterアラートは、2019年8月末をもちましてサービスを終了いたします。関係当局者向けには、「災害時のTwitter利用」に詳しい災害時の利用に関する情報をまとめておりますので併せてご参照ください。

災害はいつ起きるかわかりません。「もしも」のときに備えて、今からTwitterでできる災害対策の準備をしてみませんか?

 

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