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プライバシーやデータ保護に関するTwitterの取り組みについて

投稿者 ‎@Damokieran‎‎ および ‎@kayvz‎‎
火曜日, 2019年12月3日

現在、データを利活用する多くの企業では、「プライバシーは特権ではなく基本的な権利」だとうたっています。多くの人が企業が言う「プライバシーを尊重します」という決り文句に特に注意を払うべくでもなく、「プライバシーポリシー」に同意するよう常に確認させられることにうんざりし、目を通すことさえしなくなっています。ほとんどの企業では具体的な施策を明示せずに、プライバシー保護を宣言している状態にあります。そして正直にいうと、この点については私たちにはまだまだ改善すべき点があると認識しています。

私たちを信頼して個人情報を共有していただいている人たちのためにできることは、企業は単に情報を保護するだけでなく、それをどのように運用、管理しているのかを説明する責任があると信じています。

そのような背景から、Twitterではプライバシーセンターを開設して、利用者の皆さんがTwitterに共有する情報を保護するために、私たちがどのような取り組みを行っているのか、もっと明らかにしていこうと考えています。個人情報やデータ保護に関するTwitterの取り組みの一環として、今後、プライバシーセンターを中心に、当該イニシアティブの発表、プライバシーに関する新しいプロダクトの開発、セキュリティに関わる問題についての情報提供など、プライバシーやデータ保護に関するすべての活動を公開する予定です。こうすることで、Twitterがどのようなデータを集め、それをどのように利用しているのか、それについて皆さんはどのようにコントロールできるかなど、データを安全に保管するためにどのような取り組みを行っているのかがもっと分かりやすくなるはずです。

Twitterのプライバシーやデータ保護に対する考え方

2006年のサービス開始以来、Twitterでは常に、皆さんのプライバシーやデータを保護するために努力してきました。Twitterでは当初からニックネームアカウントの作成からツイートの管理まで、誰でも自分のやり方で会話に参加できるよう、さまざまな方法を提供してきたのです。しかし私たちの取り組みは外側から見えるものだけではありません。その裏では、常に社内のさまざまなチームによって、プライバシーやデータの保護のための努力を続けています。Twitter内部での取り組みは、主に3つの点にフォーカスして行われています。

1.技術的負債の是正 

14年前、最初のツイートの登場以来、Twitterはさまざまな形で変化してきました。Twitterは今も進化し続けており、急速な成長を遂げるハイテク企業のように、新しい機能やサービスを次々と開発し、元のシステムはだんだん古くなっていっています。中には、今では全く対応できなくなっているシステムもあり、これが技術的負債になっています。どの企業も継続的に取り組んでいるこのような技術的負債の問題に私たちは長年取り組み続けています。この問題を解消することは、Twitterを利用する人たちのプライバシーやデータ保護に役立つだけでなく、より良いプロダクトやサービスを迅速に提供できるようになるためビジネスにとっても有益です。また、気付いている人もいるかも知れませんが、この2年で私たちはデータやセキュリティに関するより多くの情報を公開するようになっています。これも、こうした努力の直接的な成果といえます。私たちはTwitterのシステムを皆さんの期待に確実に応えられるものにするよう努力しており、そうした水準に達していない場合、あるいは皆さんの安心・安全を守るために注意が必要な問題が見つかった場合には、その都度、利用者の皆さんにお伝えしてきました。今後も、そうした注意が必要な何らかの問題があった場合には、速やかに皆さんにお伝えしていきます。

2.新たなプロダクトやサービスにすべてプライバシー保護を組み込むこと

Twitterでは開発するすべてのプロダクトにおいて、企画、設計段階からプライバシー保護を組み込むための方策「プライバシー・バイ・デザイン」を最優先に考えています。その実現のために、まず、新たなプロダクトを発表する際に、あらゆる段階でチェックできるプロセスを構築しています。このプロセスにはTwitterの情報セキュリティ、プロダクト、プライバシーカウンセルの各チームに加えて、独立したデータ保護オフィスが関わります。これこそTwitterのDNAともいえる仕事であり、この分野に継続的な投資を行っています。新たに入社した社員は全員、データプライバシー、セキュリティ、マネジメントのトレーニングを受けます。「信頼とは勝ち取るものであって、与えられるものではない」という社内チーム「Twitter Doves」のモットーの下で、全社を挙げてベストプラクティスを遵守しています。最後に、Twitterのような会社と個人情報を共有する際に、文化や集団ごとにプライバシー保護に対する考え方がどのように異なるのかについて、世界中の人たちと話し合って理解を深めようとしています。例えば、こうした調査によって、私たちは「有効なコントロール」が何を意味するのかが、どこの出身かによって異なることを早い段階で学びました。Twitterの利用者が求めるプライバシーやデータのコントロールを開発するにあたっては、こうしたフィードバックがとても重要です。

3.Twitterを信頼してくれる人たちに対し、常にデータの取り扱いについて説明責任が果たせるようにすること

Twitterにおけるデータの取り扱いについて、すぐさま信頼を勝ち取れるような特効薬はありません。しかし同時に、信頼を維持するには、しっかりとした説明を果たさなければいけないことも知っています。すでにこれまで、Twitterのオペレーションのさまざまな段階に説明責任を盛り込むための措置をとってきました。Damien Kieranは、Twitterの初代データ保護オフィサーとして、プライバシーおよびデータの保護に関連したすべての取り組みについての独立評価を四半期ごとに取締役会に提供していきます。Twitterが抱えるあらゆる問題や懸念事項について適切な議論が行われるようにして、データ保護の観点から一貫した対応を推進して行きます。Twitterでは継続的にデータ管理部門への投資を行い、Twitterがどのようなデータを収集し、どのように利用するのか、どのような場合に共有されるのかについて、常に説明できる体制を整えています。社内の誰もが説明責任を果たせるようにするために、2020年にはプライバシーやデータの保護を全社で最優先事項に据えて、利用者の信頼が得られるようなプロダクトを開発して行きます。また、Twitterプライバシーセンターの開設によって、この分野における取組に関して常に最新情報を一元的に発信できる場を提供し、透明性を持って説明責任を果たしていくために役立てていきます。

Twitterはプライバシーやデータの保護が完璧なわけではありません。しかし、皆さんのデータの安全性を維持し、常に説明責任を果たすために、さまざまな形で絶えず取り組みを改善していることを知っておいていただきたいと思います。

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