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COVID-19に関して誤解を与える情報への取り組みをアップデート

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木曜日, 2020年5月14日木曜日

公共の会話に貢献するうえで、Twitterが目指しているのは信頼できる情報を見つけやすくすると同時に、人々に危害を及ぼしたり、誤解を生じさせたりする可能性のあるコンテンツの拡散を制限することです。Twitterは5月12日(米国時間)、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)に関連する、真偽に論議のある内容や誤解を生じる情報を含んだツイートについて、追加のコンテクストや情報を表示する新たなラベルと警告メッセージを導入します(6言語に対応:日本語、英語、スペイン語、アラビア語、フランス語、ポルトガル語)。

今年3月、COVID-19に関して国際的組織や各国の公衆衛生当局などの信頼できる情報ソースによる勧告を直接的に否定するコンテンツに対処するため、Twitterのポリシーのガイダンスを拡大しました。Twitterでは本日以降、危険性は高くないものの、内容によって人々を混乱させたり、誤解を生じさせたりする可能性のあるツイートについて、新たにラベルや警告メッセージを表示して、説明を追加したり状況を明確化したりする場合があります。そうすることで、人々がツイートに表示される付帯情報に基づいて、真偽の判断を下すことが容易になります。

新たなラベルと警告メッセージについて

論議のある問題について活発な会話が交わされている間、信頼できるソースによるコンテクストの追加が役立つ可能性があります。Twitterでは今年初め、合成または操作されたコンテンツを含むツイートについて、新たなラベルを導入しました。今後、COVID-19に関連して危害を及ぼす可能性や、誤解を生じる可能性のある情報を含むツイートについても、同様のラベルを表示します。このルールは本日より前のツイートにも適用されます。

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ラベルはTwitterがキュレーションしたページ、または追加情報を含んだ外部の信頼できるソースのツイートにリンクするようになっています。

想定される危害の程度や、誤解を生じさせる情報の種類によっては、警告メッセージが適用される場合もあります。警告メッセージは、ツイートが表示される前に、ツイートの内容が公衆衛生の専門家によるガイダンスと矛盾していることを知らせます。

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誤った情報や誤解を生じさせるコンテンツはさまざまな形をとる可能性がありますが、Twitterでは以下の3つに大別して対処していきます。

  • 誤解を招く情報-公衆衛生当局などの各分野の専門家によって、誤りであること、もしくは誤解を生じる可能性があることが、確認されている発言や主張
  • 議論の余地がある主張-正確性や正当性、信ぴょう性について議論がある、もしくは確認されていない発言や主張
  • 未確認の情報-真偽はどうあれ、共有された時点では確認されていない情報
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*今後も引き続き必要に応じて新たなラベルを導入し、異なる種類の未確認情報やうわさについてコンテクストを提供していきます。日本語を含む6言語に対応。

 

対象となるツイートの特定方法について

Twitterでは社内システムを通してCOVID-19関連のコンテンツの事前モニターを行っており、システムの改善に努めています。このシステムによって、警告メッセージやラベルが表示されたツイートの拡散を防止し、特に多くの人の目に触れやすいコンテンツを迅速に検知しようとしています。さらに、Twitter以外の場所で危害を生じさせる可能性が高いコンテンツの特定については、引き続き、信頼できるパートナーに判断を委ねます。このようなダイナミックな状況を踏まえ、真偽が不明なツイートの露出や拡散の増加につながる可能性を踏まえて、表示方法の見直しや改善を優先的に行っていきたいと考えています。

こうしたラベルについてまだまだ学ぶことが多く、誤解を招く様々な情報に対して運用を続けながら、随時調整を加えていきます。Twitterではこの取り組みを継続して、Twitter全体で確実にラベルや警告メッセージが表示されるようにしていきます。ただし、現時点では埋め込まれたツイートや、ログインせずに閲覧している場合には、ラベルが表示されないことがあります。

Twitterにとっては公共の会話に貢献することが最も重要な使命であり、人々がTwitterで信頼できる情報を見つけられるようにするためのツールの構築とコンテクストの提供に鋭意、取り組んでまいります。

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