マーケティング

Twitterのキャンペーン効果を予測する「キャンペーンプランナー」の提供を開始しました

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木曜日, 2022年6月23日木曜日

Twitterは、2021年11月より新しい予測ツール「キャンペーンプランナー」のテストを行ってきました。キャンペーンプランナーは、広告業界のパートナーが求める情報に基づいてTwitterへの投資を行いやすくすることを目的に開発されたツールで、広告主の皆さんは実際にキャンペーンのリリース前にその効果を予測することができます。 

本日より、米国、英国、日本のすべてのマネージドパートナー(Twitterが支援している広告主)に対してキャンペーンプランナーの提供を開始いたします。マネージドパートナーは、担当Twitterクライアントパートナーを通じてキャンペーンプランナーへのアクセスを申請できます。 

キャンペーンプランナーの詳しい機能と、今回の提供開始の意義についてご説明します。

  • オークション型のキャンペーンにおいて、指定したターゲットオーディエンス、配信期間、フリークエンシー設定、プレースメント、予算に対してリーチ、インプレッション、平均フリークエンシー、CPMを予測できます。
  • キャンペーンプランナーから直接キャンペーンの下書きを作成、保存することができます。

Twitter広告プラットフォームにこの新しい予測機能が追加されたことで、今後パートナーの皆さんは、ターゲットオーディエンスにリーチするためにどの程度の広告予算が必要となるのかをプランニングの段階で把握しやすくなります。 

「キャンペーンプランナーがあれば、私たちのチームはキャンペーン配信前にキャンペーン効果をより的確に予測することができ、最も成功が期待できる設定でTwitterアクティベーションを開始することができます。Twitterが、プラットフォーム上での広告媒体実行のプランニング、予測、購入、追跡のサポートのために継続的な投資を行ってくれていることに感謝します。」 

—VaynerMedia上級副社長兼投資担当責任者 Jon Morgenstern氏

使用方法

Twitter広告アカウントからキャンペーンプランナーにアクセスした後、キャンペーンプランの詳細を入力して、予測を開始します。

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キャンペーンプランナー上でのキャンペーンの下書き作成も可能です。より簡単にすべての設定を当該キャンペーンにコピーできるようになりました。 

キャンペーンの設定の推奨

キャンペーンプランナーを利用して広告キャンペーン予算を最も効果的に利用できるよう、調査データに基づいたメディアプラン設定の推奨手順を以下にご紹介します。※

リーチとフリークエンシー

Twitter広告に充当する予算の規模が大きいほど、予算をできる限り効果的に配分して最適なリーチとフリークエンシー(1利用者当りの広告接触頻度)を達成することが重要になります。コアとなるターゲットオーディエンスが特定できたら、週間フリークエンシー設定を上げてみて、キャンペーン成果が改善するかどうかをチェックしましょう。より多くの投資と複数の出稿は、単一の出稿に比べてブランド認知度の向上を期待できます。  

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キャンペーン期間

より高い認知度を目指すには、週間フリークエンシー設定を上げるだけではなく、ブランドが十分に認知されるキャンペーン期間を設けることも重要です。広告メッセージをオーディエンスに確実に浸透させるには、1回の広告期間を5週から13週程度に設定するのが最も効果的です。オーディエンスにほどよく飽きられないように、じっくり時間をかけてキャンペーンメッセージを浸透させ、最大のブランド認知度向上効果を得ることができます。

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今後数か月の間にキャンペーンプランナー機能のさらなる拡張を計画しており、より多くの市場への展開を目指します。また目標達成のために最適なキャンペーン設定を評価するためにプランを比較できるようにもします。

キャンペーンプランナーについてさらに詳しく知りたい方は、Twitterヘルプセンターへアクセスしてください。またTwitterビジネスでの最新情報を見逃さないよう、Twitterビジネスアカウント(@TwitterBusiness)のフォローもよろしくお願いします。

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※調査手法

米国Twitter上で2019年1月から2019年12月までの間に開始された広告キャンペーンを対象とするニールセンブランディング効果調査全352件のメタ分析に基づくデータです。サポートベクトルマシンを構築して、リーチと平均週間フリークエンシーの相互作用のベストバランスを特定しました。推奨キャンペーン期間の特定は、マルチレベルモデルを適用して行いました。レベル1が個々の回答者に相当し、これを調査内でネスティングしています(レベル2)。これらのモデルにより、個別レベル特性、ツイートレベル特性、キャンペーンレベル特性のコントロール(比較対照)を行いました。  

ニールセンのTwitterブランディング効果調査は、ブランド認知度などのブランド指標に基づくTwitter広告キャンペーンの効果を測定する調査です。キャンペーン効果の測定は、複数のデバイスにまたがる非接触者グループと接触者グループの回答の分析により行いました。非接触者グループの回答は、接触者グループのターゲット基準に合致するランダム化されたホールドバックグループから収集したものです。

今回提示した推奨事項は客観的なデータに基づいたブランド認知度向上のためのガイドラインではありますが、広告キャンペーンは一つ一つがそれぞれ異なるため、確実な効果を保証するものではありません。広告キャンペーンの全般的パフォーマンスは他の様々な要素の影響も受けるため、キャンペーン成果は上記で説明した以外の要素、例えばクリエーティブアセットの品質やキャンペーン主要目標との整合性などにも依存することにご留意ください。 

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