アクセシブルなサウンドデザイン: Twitterの新しいさえずりの誕生秘話

最近、ホームタイムラインを更新したときや、スペースで発言をリクエストしたときに新しい音が鳴っていることに気づいたでしょうか。このサウンドを「chirps（チャープ=鳥のさえずり）」と呼んでいます。

Twitterはアクセシビリティの向上に注力しています。その取り組みの一環として、感覚過敏の方を含むより多くの方にとって使いやすくなるようサウンドを改良しました。ここでは、その内容を簡単にご紹介します。

新しいサウンドを共にデザインする

よりアクセシブルな新しいサウンドをデザインするためには、デザインプロセス全体を通して障がい者の皆さんの意見を反映させる必要があります。

Twitterのニューロダイバーシティに関わるチームは、まず多様な脳の特性を持つ人たちにインタビューとユーザビリティテストを行い、どのような音が感覚過敏を引き起こすか、引き起こさないかを理解することから始めました。そして、彼らの意見をもとに、 Listenのオーディオ専門家と協力して、以下の基準を満たすようにデザインされた新しいサウンドのコレクションを作成しました。

• 感覚過敏の人のためのアクセシビリティの向上
• 自然音とデジタル音の調和
• 短く、なめらかなサウンド
• 気が散るのではなく、注意を引くためのサウンド

以下の音声ファイルで新しいサウンドをご確認ください。

サウンドが採用されている箇所

タイムラインの更新とスペースで使用されている新しいサウンドは現在世界中のiOSとAndroidデバイスで利用可能です。デザインチームは、新しいツイートを送信したときや通知を受け取ったときなど、さらなるサウンドのアップデートにも取り組んでいます。

もちろん、すべてのサウンドが万人向けというわけではありません。Twitterを無音で楽しみたい方は、以下の手順でサウンドをオフに切り替えられます。

• iOS: 設定とプライバシー > アクセシビリティ、表示、言語 > 画面表示とサウンド＞サウンドをオフにする
• Android:アクセシビリティ、ディスプレイ、および言語 > ディスプレイ。サウンドエフェクトをオフに切り替える

今後の新しいサウンドにご期待ください。